日本人の高齢者の平均貯蓄額は1,000万円以上。日本人全体の家計資産総額は2，100兆円、その３分の１は高齢者が保有していると推計されています。一方で高齢者の多くは、自分の資産が「実際いくらなのか？」をわかっていません。AIの進化により、わたしたちの性格や好み、 希望、悩みと「不安」を調べ上げ、日々のお金の流れと結びつけて、その資産を活用しようと する取り組みが急速に進んでいます。「ペルソナ」「N1分析」など、個人の心理と行動を深掘りし、潜在的なニーズを開拓するマーケティング手法と、行動経済学的なアプローチについて、 さらに議論を深めたいと思います。