第145回
AIの「対話力」は社会を良くするか?~「プロソーシャル」ビジネスのすすめ~
開催日:2023年5月25日(木曜日)
座 長:中山 健夫
京都大学大学院
医学研究科社会健康医学系専攻 健康情報学分野教授、
当協議会 理事長
講 師:西村 周三
京都大学名誉教授(元副学長)、医療経済研究機構 特別相談役、
当協議会 初代理事長
コメンテーター:森谷 敏夫
京都大学名誉教授 ㈱おせっかい倶楽部代表取締役、当協議会理事
今回のテーマは
「AIの『対話力』は社会を良くするか?~プロソーシャル」ビジネスのすすめ~」です。
対話型AI「チャットGPT」が2022年の11月に公開されて以来、私たちがなじんでいた、仕事やコミュニケーションのあり方が変わりつつあります。メールや議事録、翻訳や要約、新商品の企画も恋愛相談も、“もっともらしい人間の言い方”で「答え」をだしてくれる対話型AI。その答え、実はかなり、「うそ」があります。しかし、AI以上に人間も「うそ」をつく。他人はもちろん自分にも。しかし、良い質問をまじえた「対話」や「雑談」をすると、ときどき「本当のこと」が現れます。おしゃべりな「対話型AI」とも、対話と雑談を続けると、「本当のこと」に出会えるかもしれません。
今回は、AIを活用して、社会を良くするための「プロソーシャル」ビジネスの可能性について議論しました。
