第136回 女性の健康へのライフコースアプローチ

第136回 女性の健康へのライフコースアプローチ

実績月例勉強会

第136回

女性の健康へのライフコースアプローチ

開催日:2022年8月30日(火曜日)

座 長:中山 健夫
京都大学大学院
医学研究科社会健康医学系専攻 健康情報学分野教授、
当協議会 理事長

講 師:池田 裕美枝
京都大学大学院 医学研究科社会健康医学系専攻 健康情報学分野博士課程(産婦人科医)

コメンテーター:
森谷 敏夫 京都大学名誉教授 ㈱おせっかい倶楽部代表取締役、当協議会理事
菊池 夏樹 高松市菊池寛記念館名誉館長、文藝春秋社友

ナビゲーター:上本 尚寛
元日本生命保険相互会社、当協議会事務局統括補佐

今回のテーマは
「女性の健康へのライフコースアプローチ」です。

女性の健康特性は、波に例えられます。女性ホルモンの波です。思春期に急上昇し、更年期に急下降。性成熟期には、毎月毎月の変動に揺られ、ちょっとしたストレスで波は変化し、周産期には急な高波が押し寄せる。女性ホルモンは生殖器のみならず、脳、骨、関節、血管などあらゆるところに作用するため、上手く波乗りできないと様々な疾病や不調を引き起こします。しかし、この特性を理解すれば、波の大きな揺れを先取りして有効な介入ができるかもしれません。
産む性である女性の健康は、次世代の健康 にも大きく影響します。女性ヘルスケア外来におけるライフコースアプローチの視点でお話いただきました。

 

情報素材料理会<第136回>